Rails勉強会第7回(in 恵比寿)

  • 2日連続で勉強会に出席すること自体に意義を見いだしたのははじめて。自分の中では二つの勉強会が有機的につながった感じだったので
  • Railsの人たちの共通認識としては「ジェネレータは重要じゃない」。scaffoldは最初のきっかけという感じで実際には使わない

前半の参加セッション:DHHふたたび

  • 自分が録音した音声と写真を撮ったスライドでRubyKaigiのDHHの講演を再現。写真のスライドが暗くて見にくかったのと写真を切り替えるタイミングがぐだぐだで、音声はともかくスライドはあまり役に立たなかった。心より恥じる
  • DHHが講演中はRESTという言葉を使っていないのは
    • 正確な定義でのRESTではないことがわかっていた?
    • RESTの宗教論争に巻き込まれるのがいやだった?
  • ogijunさんいわく、スライドの日本語訳はYAPCのを見てやろうと思ったとのこと。フォントは映画の字幕で使われるやつらしい

後半の参加セッション:AR(ActiveRecordモデリング入門

  • 最初「はぶさんへの反論を考えよう」というお題だったが、コアな参加者が集まりすぎて他のセッションが成り立たなくなりそうになったので、その前提知識としてモデリングをしっかり理解しようというセッションに変更される
  • 講師役のyuguiさんやもろはしさんがはぶさんのABDの信奉者であることが判明。この時点で「テーブル設計がきちんとできないとRailsは使いこなせない」ことが証明されたのも同じだと思った
  • has_many :throughで自己参照をするにはどうすればいいかがだれにもわからず(この機能がないんならほとんとに「Davidにはがっかりだよっ」じゃないか?という話に)。日本のコアなRails使いが集まってるはずなのにね。Railsは現在進行形で進化中のソフトだということを実感

飲み会

  • みんなで一斉にケータイではぶにっきを読んでるんで「なんかおたくみたい」と言ったらもろはしさんに「おたくじゃないですか」と言われました
  • これがJavaにあったらRubyでなくてもいい、というものを挙げていったら、それってC# 3.0でいいんじゃね?というのは半分冗談で、method_missingとか、カッコが省略できること(あたかも設定ファイルのような顔をしたプログラムを書ける。いわゆる言語内DSL?)とか

2次会

  • ワールドカップよりRubyの話がしたい人が集まった
  • はぶさんへの返事をみんなで考えていたんだけど、いろいろ脱線
  • 焦点は、みんながテーブル設計ができるようになるべきなのか、テーブル設計ができない人のことを考えるべきなのか、ということではないか、というのが自分の理解。結局、Rails勉強会としての結論は前者で「みんな、はぶさんの『楽々ERDレッスン』を読むべし」。正しいんだけど、でもそれだと、昨日の某t-wadaさんのすごさにはかなわない気がする
  • UIモックからの自動生成はみんなピンときてない様子だった。たぶん、はぶさんのところに来るような普通のお客さんと、現時点でRailsを使うことを許してくれる(≒道具に何を使うか気にしない)お客さんは、かなり客層が違うんじゃないかと勝手に想像してみる
  • 楽々ERDレッスンを英訳してDHHに渡したら「お前らやっと気づいたか」と言われそう(もろはしさん)
  • 高橋さんとしては、そもそもきちんとした業務系のシステムとWeb系のシステムはちがうんだから、Railsは分野が違うんだよ!という気持ちが強いみたいだけど、それだと議論が終わっちゃうし。将来を考えると、バッティングの可能性も低くはないし
  • もろはしさんはRubyKaigiに出てRailsのワークフロー機能を作りたくなったらしい。名前は「ActionFlow」。Buriのことも知りたいとのこと
  • 青木さんの本は最後の文献紹介が詳しくてよい
  • Concurrent Cleanの基礎になっているグラフ理論Wikipediaの項目はyuguiさんが書いてるので読むべし。ということで、あとで読む
  • 某氏も10日でわかるRails本というのを書いているらしい。ブログの話題に最近Railsが多いのはそのせいだとのこと
  • 高橋さんはyoheiさんよりREST原理主義
  • 高橋さんはKeynoteを使いたいんだけど、2kgの壁がネックに。2kg以下のが出たらMacにしたいとのこと。Rabbitじゃなくていいのか?
  • yuguiさんはハルヒを4巻まで買ったそうです。こういうところで負けてどうするよ
  • 高橋さんに「Ruby谷山浩子だったらどっちを取る?」と聞いたら、そのどちらよりも新井素子のほうが重要であることが判明
  • あと帰り道で高橋さんが「自分はRubyとまつもとさんならまつもとさんを取る」と言い出す。まつもとさんがもし別の言語を開発したら、自分はそちらに行くとのこと。「まつもとさんとその周辺のコア開発者からなる開発コミュニティ」を守りたいというのが彼の行動のかなりの動機になっているらしい

追記
もろはしさんのところのまとめがとても参考になるのでリンクをメモ
http://d.hatena.ne.jp/moro/20060618/1150651045
http://d.hatena.ne.jp/moro/20060618/1150651044
http://d.hatena.ne.jp/moro/20060619/1150668791
yuguiさんのが出たのでこっちも。さすがって感じだ
http://idm.s9.xrea.com/ratio/2006/06/19/000461.html
なんかリンク集じみてきた
http://d.hatena.ne.jp/walf443/20060619/1150694038
児玉先生の意見
http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/diary/20060620.html#p03
こうなりゃはぶさんとこも。自分用メモだし
http://d.hatena.ne.jp/habuakihiro/20060617#1150526964
http://d.hatena.ne.jp/habuakihiro/20060617#1150545007
http://d.hatena.ne.jp/habuakihiro/20060618#1150619451
http://d.hatena.ne.jp/habuakihiro/20060619#1150643753
http://d.hatena.ne.jp/habuakihiro/20060619#1150696569
こんなところにまで
http://www.baldanders.info/spiegel/log/200606.html#d20_t2
essaさんのところにも
http://d.hatena.ne.jp/essa/20060621/p2

昨日の飲み会メモ続き

  • 飲み会の最初に鈴木さん(RubyKaigiで席取ってくれた)にDHHのマトリックスの写真をあげた
  • GoyaGenの発表のときはテーブルがどの時点でできるのかがイマイチよくわからなかったので、飲み会のときにt-wadaさんに聞いた。テーブルも前提らしい。
    参考 http://d.hatena.ne.jp/habuakihiro/20060617#1150545007
  • 自分の踏み絵の結果ははぶさんなので、t-wadaさんにどんな発表なのかをちょこっと教えてもらう。基本的にはJ2EE勉強会でのテスト話がベースとのこと。というか宿題どうしよう
  • 帰り道、Railsを引き合いに出す必要があるのかについて、ごにょごにょ

飲み会じゃないけど

  • なんか休み時間に「オープンソースでデスマw」とか言ってた人が。恐るべきデスマ生成能力だとおもいました(棒読み)