三井記念美術館

一緒に行った人の感想は「入場料(1000円)返せ」。残念ながら同感。「えっ、たったこれだけ?」って感じ

伊賀の花入れとか玳皮盞天目とか卯花墻がすごいのはわかる。けど、そのすごさがすでに記号化していて感動の対象になりにくいというか*1。富士山の美しさは日本人なら誰でも知ってるけど、今さら富士山の写真を見て感動する人はあんまりいないのと同じ

それに陶磁器に関する限り、集め方にポリシーというかこだわりが感じられない。出光美術館とかにくらべると、なんかバラバラで「とにかく値段の高いものを買いあさりました」という印象を受ける。展示の仕方に問題があるのかもしれないけど

それにしても、日本橋に新しくできた施設って、なんでどれもこんなに薄っぺらなんだろう

*1:ガラス越しに見るんじゃ写真とそんなに印象は変わらない気がする