オブジェクト倶楽部 2005 クリスマスイベント
朝から参加してきました
全員参加型ワークショップ「ワールドカフェ」
午前(10時〜11時)と午後(15時20分〜16時5分)の2回実施
- ワールドカフェとは、あるテーマに対してみんなで話し合う手法。http://www.theworldcafe.com/
- 1ラウンドにつき5分間話し合う。順番に全員が必ず話す。1人が話し続けない
- 1テーブルは4人くらい
- ラウンドの終わりにホストを1人決める。ホスト以外の人は別のテーブルに移動。ホストの役割は、前のラウンドの内容を新しく来た人に説明すること
- テーブルクロスに見立てた模造紙に話した内容を書き込む。形式は何でもいい。会場ではマインドマップを書く人が多かった
- ラウンドのテーマは午前が「イベント参加の目的」「大変だったプロジェクト」「失敗した原因」、午後は「受けたセッションと感想」「単語帳に書いた内容を共有」「失敗を防ぐには(だったっけ?)」。自分は確か「人を育てる=自分で自分を鍛えられる環境を用意する」とか書いた
- 同じテーブルの人からペアプロの話を聞けた。同じようなレベルの人でやるのが望ましいけど、最初はレベルにばらつきがあるので、ペアプロ経験者+未経験者の組み合わせでレベルを平均化していくのがいいという話
- ペア・ドキュメンテーションってのはアリか?ってなことを個人的に考えた
「ソフトウエアの生産性と品質を向上させる鍵は何か」
富士通総研 前川徹氏
「失敗しないオブジェクト指向教育とは」豆蔵 藤井俊彰氏
地味に見える話なんだけど、仕事柄とても参考になりました
「Is Ruby Agile ?」まつもとさん
- この題をつけたのはかくたにさん
- まつもとさんは「プレゼンをしようとすると必ずノートがハングアップする」という呪いにかかっているそうです。今回もハングアップしてしばらく復旧せず。今後、プレゼンをお願いする人は2重化の方策を考えた方がいいかも
- アジャイル宣言の17人のうち、Rubyユーザーは8人。Rubyに好意的なのは10人。あとの人は「告白してないだけ?」
- まつもとさんが使ってるディストリはDebianだった。デスクトップにはGKrellMらしきものが
- 会場(kikainekoさん)の質問「RubyはTDDに向いてないように感じる」
回答「Rubyはドライブ感があるので、テストやってる間にアイディアが逃げていく感じがする。Rubyは書くだけで動いてしまうことが多い」
ライトニングトークス
- 20組の応募の中から厳選された8組
- 発表者には時間は見えない。体感時間で勝負!
1.坂田さん「ニコニコカレンダー」
バーンダウンチャートのプロットは忘れても、これは忘れない。ニコカレ強力!
2.佐藤さん「見栄っ張りアジャイル」
ペアボードのスタンドとか。「これがオレのスタンドだ!」。無駄無駄無駄無駄ァァァアアア!!ですか?
3.寺田さん「技術者生活の会計学」
技術者生活を会社の経営にたとえたプレゼン。ベストトーカー賞を受賞
5.あしざーさん「XP Changer」
へぇーボタンみたいなボタンでキーバインドを切り替え。電子工作系
6.我戸さん「仏像に学ぶ笑顔の効果」
感情→表情ではなく、表情→感情
7.くまたけさん「マジカ」
マジカ強力。でも絵がかわいすぎるのが実用の妨げに
8.牛尾さん「OO技術者の営業スタイル」
キングオブOO厨の牛尾さんだけあって、営業のキーマンとか統括マネージャレベルをみんなオブ脳に洗脳しちゃったらしい