Future Language TV
- 主催者のid:ranhaさんと会場を貸してくださったチームラボさんありがとうございました
- 自分の感覚では「いいイベントだけどアウェーなイベント」(例 RubyKaigi)と「なぜかホームの感じがするイベント」がある。今日のFLTVは後者。別に、自分が発表したからじゃなくて
- 参加者全員が「未来を考える」という軸を共有していた気がする。プロパガンダやポジショントークの類がほとんどなかったのがよかった。この手のテーマでありがちの「ウソくさい未来」をでっち上げようとする空気がなかったのもよかった
- m0h1canさんのドリクラ貧乳名刺をゲット
わたし 「真っ黒Scheme」
- 内容が薄いプレゼンだったので順番を最初にしてもらった
- 前座として場をあたためるくらいはできたかな
- タイトルは「メタメタScheme」のほうがよかったと後で思った
真っ黒Scheme
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- 実用性は別にしてメタレベルを行ったり来たりするのはたのしい
- Q&A
- 「通信経由で変更プログラムを送るとか」(ranhaさん)→「稼働しながらユーザーがプログラムを勝手に書き換えていくWikiみたいなサーバーが作れるかも」(わたし)
- 「メタレベルでいろいろ書き換えてから最後にコンパイルするとか」→「たしかにスケッチ的にいろいろ試してみるという用途はあるかも」(わたし)
- セッション後、↓にリフレクションの話が載ってるとranhaさんが見せてくれた
- 作者: 井田哲雄,田中二郎
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1990/11/25
- メディア: 単行本
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natsutanさん「未来のハードウェア言語」
- http://natu.txt-nifty.com/natsutan/files/_.pdf
- 大人の事情パート1
- たぶんここにいたのはnatsutanではない誰か
- 禁則事項です
- 仕事柄知ってなきゃならないのに知らなかったことを教えてもらった感じ
- ソフトウエアとはコンカレントの意味が違う
- クロック単位で動作を記述
- Verilogのユーザーは国内で数万人程度
- SystemVerilog
- SystemC
- 実態はシミュレータ
- FPGAの方が圧倒的に速い
- Verilogは4値。不定値を含む演算になる
- SystemCはC++よりしんどい
- 未来
- HW生成
- C→Verilog変換
- リコンフィグ
- いろいろあった
- 1000speakers第5回でも発表が(ニコ動にあった http://www.nicovideo.jp/watch/sm3417000)
- CPUカスタマイズ
- アプリケーションに特化した専用命令
- カスタマイズされたCPU専用のgccができる
- コプロの自動生成
- Cソースの一部をHW化
- FPGAターゲットが多い
- ルールベース言語
- CはHW記述向きではない
- 変数はないほうがいい
- プログラムカウンタもないほうがいい
- ErlangのプログラミングモデルはHWにかなり近い
- BluespecとAutoESLがHot
- Cは暗号化やセキュリティには向く
- SystemCは不定値のシミュレーションができない
mootohさん「並列に動かす何か」
- 大人の事情パート2
- 分子+原子。語感はモラトリアムに似ている
- ランタイムがコア間を移動
- 代入は:=
- Rubyっぽい範囲指定
- ループのカウンタなどは宣言なしで使える
shelarcyさん「Haskell 98以降の大雑把な進化」
- http://big.freett.com/shelarcy/fltv_haskell.pdf
- いつものshelarcyさん。この人はぶれないことに価値がある
- あとで書いてもらうメソッド
- GHCはHaskell Platformにライブラリを掃き出して軽量化の方向
- テキスト処理を行う入出力関数がユニコード未対応のことも
- GHCiはHalkelineが日本語入力受け付ける。出力は今度対応予定
- viewパターン
- Haskell 2010
- Hoopl データフロー解析エンジンの抽象化
- Haskellは並行/並列処理への意志がすごくある
さかいさん 「未来言語Alloy」
- http://www.tom.sfc.keio.ac.jp/~sakai/d/?date=20090830#p01
- いつも難しいこと書いてるのに、人に説明するときにはほんとわかりやすく説明するなあ。尊敬します
- Alloyの意味は合金
- モデル発見器
- 探索範囲が限られているので「may」
- SAT(SATisfiability)問題
- SATソルバーはMiniSATが有名
- 簡易的な形式仕様記述言語、ライトウェイトフォーマルメソッドとして使える
- ほとんどの欠陥は小さな範囲内に反例を持つ
- プログラムの検査 Forge、JForge、CForge
- セキュリティリスクアセスメント
- セマンティックWebのオントロジ
- MITコーススケジューラ 未来っぽい
- 唯一の教科書
Software Abstractions: Logic, Language, and Analysis
- 作者: Daniel Jackson
- 出版社/メーカー: The MIT Press
- 発売日: 2006/03/24
- メディア: ハードカバー
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m0h1canさん 「ドリームクラブ」
- http://m0h1can.sakura.ne.jp/article/fltv.pdf
- Prologマクロの話
- ピュアな世界。レキシカルに真偽が決定可能
- expand_termでマクロ展開
The Art of Prolog: Advanced Programming Techniques (Logic Programming)
- 作者: Leon S. Sterling,Ehud Y. Shapiro
- 出版社/メーカー: The MIT Press
- 発売日: 1994/03/10
- メディア: ペーパーバック
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The Craft of Prolog (Logic Programming)
- 作者: Richard O'Keefe
- 出版社/メーカー: MIT Press
- 発売日: 2009/12/07
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 1人 クリック: 9回
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- CLPソルバをマクロでやってしまうという90年代の論文
- ユニフィケーション体験してから遅延評価を体験すると自然
ranhaさん「豆タンクさんと豊作プログラミング」
- http://d.hatena.ne.jp/ranha/20090831/1251708447
- ある意味一番FLTVっぽい発表
- 問題の理解→言語で記述
- 構造体、型、GCなどは言語の黎明期からあった
- 「未来はない」
- 「春香さんはかわいい」
takano32さん「Language Tranceparency」
wraith13さん 「Luciferの設計コンセプトと導入予定の機能紹介」
- http://www.trickpalace.net/paper/fltv.lucifer.pptx
- すごく自分で考えてる感じだった。見習いたい
- 自分はほぼC++童貞なので、C++er流の思考みたいなものが垣間見れてよかった
- 超例外はm0h1canさんが言ってたように継続みたいなイメージかなと最初思ってたんだけど、どっちかというともっと情報寄りらしい。スタックトレースをいつも取ってるような感じなんだろうか
kinabaさん 「レトリカル・プログラミング」
- http://www.kmonos.net/pub/Presen/fltv/FLTV.pdf
- kinabaさんの催眠術強力すぎヤバス
- 「自然言語の構文ではなく機能をパクるべし」。重要
- 部分継続=死亡フラグ
- m0h1canさんが
チェコ語は発言したときの時間や場所の情報が含まれるとか何とか(酔ってたのでうろ覚え)RT @todesking: チェコ語は伝聞を伝えるとき誰からどの時点で聞いたのかみたいな情報によって時制が変化してうんぬん #FLTV(twitterによる記憶修復。tnx!) - RT @todesking: 伝聞法 http://bit.ly/Djiz7 #FLTV
- サインをもらいました
- 作者: 稲葉一浩
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2007/07/11
- メディア: 単行本
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