Future Language TV

  • 主催者のid:ranhaさんと会場を貸してくださったチームラボさんありがとうございました
  • 自分の感覚では「いいイベントだけどアウェーなイベント」(例 RubyKaigi)と「なぜかホームの感じがするイベント」がある。今日のFLTVは後者。別に、自分が発表したからじゃなくて
  • 参加者全員が「未来を考える」という軸を共有していた気がする。プロパガンダポジショントークの類がほとんどなかったのがよかった。この手のテーマでありがちの「ウソくさい未来」をでっち上げようとする空気がなかったのもよかった
  • m0h1canさんのドリクラ貧乳名刺をゲット

わたし 「真っ黒Scheme

  • 内容が薄いプレゼンだったので順番を最初にしてもらった
  • 前座として場をあたためるくらいはできたかな
  • タイトルは「メタメタScheme」のほうがよかったと後で思った

  • 実用性は別にしてメタレベルを行ったり来たりするのはたのしい
  • Q&A
  • 「通信経由で変更プログラムを送るとか」(ranhaさん)→「稼働しながらユーザーがプログラムを勝手に書き換えていくWikiみたいなサーバーが作れるかも」(わたし)
  • 「メタレベルでいろいろ書き換えてから最後にコンパイルするとか」→「たしかにスケッチ的にいろいろ試してみるという用途はあるかも」(わたし)
  • セッション後、↓にリフレクションの話が載ってるとranhaさんが見せてくれた

続 新しいプログラミング・パラダイム

続 新しいプログラミング・パラダイム

natsutanさん「未来のハードウェア言語」

  • ソフトウエアとはコンカレントの意味が違う
    • クロック単位で動作を記述
  • Verilogのユーザーは国内で数万人程度
  • SystemVerilog
  • SystemC
    • 実態はシミュレータ
    • FPGAの方が圧倒的に速い
  • Verilogは4値。不定値を含む演算になる
  • SystemCはC++よりしんどい
  • 未来
  • HW生成
  • リコンフィグ
  • CPUカスタマイズ
    • アプリケーションに特化した専用命令
    • カスタマイズされたCPU専用のgccができる
  • コプロの自動生成
    • Cソースの一部をHW化
    • FPGAターゲットが多い
  • ルールベース言語
    • CはHW記述向きではない
    • 変数はないほうがいい
    • プログラムカウンタもないほうがいい
    • ErlangのプログラミングモデルはHWにかなり近い
    • BluespecとAutoESLがHot
  • Cは暗号化やセキュリティには向く
  • SystemCは不定値のシミュレーションができない

mootohさん「並列に動かす何か」

  • 大人の事情パート2
  • 分子+原子。語感はモラトリアムに似ている
  • ランタイムがコア間を移動
  • 代入は:=
  • Rubyっぽい範囲指定
  • ループのカウンタなどは宣言なしで使える

shelarcyさん「Haskell 98以降の大雑把な進化」

  • GHCHaskell Platformにライブラリを掃き出して軽量化の方向
  • テキスト処理を行う入出力関数がユニコード未対応のことも
    • GHCiはHalkelineが日本語入力受け付ける。出力は今度対応予定
  • viewパターン
    • n+kパターンは削除予定
    • DBのビューみたいなもの
    • 最初に出たのが87年の論文
    • 2008年にGHC 6.10.1が採用。20年かかった
  • Haskell 2010
  • Hoopl データフロー解析エンジンの抽象化
  • Haskellは並行/並列処理への意志がすごくある

さかいさん 「未来言語Alloy

  • Alloyの意味は合金
  • モデル発見器
  • 探索範囲が限られているので「may」
  • SAT(SATisfiability)問題
    • SATソルバーはMiniSATが有名
  • 簡易的な形式仕様記述言語、ライトウェイトフォーマルメソッドとして使える
  • ほとんどの欠陥は小さな範囲内に反例を持つ
  • 唯一の教科書

Software Abstractions: Logic, Language, and Analysis

Software Abstractions: Logic, Language, and Analysis

  • コンピュータソフトウェアの2009年8月号
  • ググるときはツールの名前である「Alloy Analyzer」で

m0h1canさん 「ドリームクラブ

The Art of Prolog: Advanced Programming Techniques (Logic Programming)

The Art of Prolog: Advanced Programming Techniques (Logic Programming)

The Craft of Prolog (Logic Programming)

The Craft of Prolog (Logic Programming)

  • CLPソルバをマクロでやってしまうという90年代の論文
  • ユニフィケーション体験してから遅延評価を体験すると自然

hogelogさん 「国に消される前に」

ranhaさん「豆タンクさんと豊作プログラミング」

takano32さん「Language Tranceparency」

  • http://taka.no32.tk/diary/20090901.html#p01
  • 手書きを撮影したプレゼンかっこよす
  • 言語は以前はレイヤーで別れてたが、今は用途(ドメイン)で別れている。なるほど
  • 「A⇔中間言語⇔B」のスライドの誘い受けにみんなまんまと引っかかる。スルー力低すぎ。というか自分が一番釣られてた。。。
    • yharaさんのUnbabelみたいなやつ?(ranhaさん)→ちがうみたい
    • .NETの言語は結局みんなCLRっぽくなってしまう(kinabaさん)

wraith13さん 「Luciferの設計コンセプトと導入予定の機能紹介」

  • http://www.trickpalace.net/paper/fltv.lucifer.pptx
  • すごく自分で考えてる感じだった。見習いたい
  • 自分はほぼC++童貞なので、C++er流の思考みたいなものが垣間見れてよかった
  • 超例外はm0h1canさんが言ってたように継続みたいなイメージかなと最初思ってたんだけど、どっちかというともっと情報寄りらしい。スタックトレースをいつも取ってるような感じなんだろうか

niha28さん 「C++Javaジェネリクスっぽい機能を入れる案」

  • お酒の買い出しに行ってたのでほとんど聞けなかった
  • templateって実際にはgenericsじゃない、とか言ってた気がする

kinabaさん 「レトリカル・プログラミング」

  • サインをもらいました

Boost C++ Librariesプログラミング第2版

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