サボア・ヴィーブルと智美術館に行ってきた

久しぶりの休みらしい休み。仕事しようかと思ってたんだけど、月曜日にがんばることにして、気になってた二つの展示会に行った。どっちも当たりっぽくて充実したお出かけでした

大室桃生 ガラス展 at サボア・ヴィーブル

パート・ド・ヴェールという手法を使ったガラス器の展示会。石膏型に粉ガラスを詰めて高温で溶かして器にする。作者は名前から男の人かと思っていたら女の人だった
きれいだったんで二つも買ってしまう。赤っぽいやつと青っぽいやつ。店で器を買うなんて久しぶり。最近の「作家もの」にはほんとにうんざりしてたし。こんな買い方(一つに絞りきれなくて赤と青の二つ買ってしまう)は銀座松屋清水真由美の展示会以来
なんだかんだいって、老舗のサボア・ヴィーブルは力あるな

吉左衛門 1999年秋-2005年春 創作 at 菊池寛実記念 智美術館

今風でミーハーちっくにかっこいいお茶碗の展示会。写真で見たときにかっこいいやきものは、現物を見るとがっかりすることが多いんだけど、今回はむしろ実物のほうに力を感じた。まあ、スポットライト風のライティングがうまくはまってたということもあるわけですが。空間プロデューサー入ってるな、あれは
作風が軽いという批判がありそうだけど、樂家の伝統を背負いつつこれだけのレベルのものが作れるってのは素直にすごいと思う。カタログを購入