「物見遊山」についてもうちょっと考えてみた

  • 物見遊山で参加することがいいかどうかって、結局、程度問題のような気がします。誰の心の中にも物見遊山的な要素はあるし、自分の心を振り返ってみてもそうした要素は間違いなくあります。
  • shibuya.lispについては「定員が限られていて、人気があって、そこで語られる内容があまり汎用的ではない」という事情もあるのかなという気がします。例えば「Gaucheをさわったことがなくて、これからもさわる気がない」という人が物見遊山でshiroさんの話を聞いてどうするのかな、と。もちろん、そうした人がイベントに参加して「Gauche使ってみよう」と思う可能性はゼロではないし、定員に余裕があるならそうした人もどんどん参加すればいいと思うけど、定員が限られている以上、どうしても参加者の優先順位はあると。それを「閉鎖性」と言うなら閉鎖性だと思いますが。
  • 逆に、素人くさいSICP読書会のようなゆるーい会だと、はじめての参加者は「物見遊山的に来てもらわないとつらい」というのはあります。雑談中心のぐだぐだした回が多いので、とりあえずのぞきに来てもらって雰囲気を知ってもらいたい、という感じです。それで「自分には合わない」と思ったらそれっきりでいいわけですし。あまりまじめな態度で来てもらうと申し訳なくて。。。